|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 中 : [なか] 【名詞】 1. inside 2. middle 3. among ・ 村 : [むら] 【名詞】 1. village ・ 芝 : [しば] 【名詞】 1. lawn 2. sod 3. turf ・ 鶴 : [つる] 【名詞】 1. crane (bird) (Gruidae family) ・ 代 : [よ, しろ] 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation ・ 目 : [め, もく] 【名詞】 1. (1) item 2. division 3. class 4. (2) piece (in Go)
ActorActress| | 芸名 = 二代目中村芝鶴 | ふりがな = にだいめ なかむら しかく | 画像ファイル = | 画像サイズ = | 画像コメント = | 本名 = 祖父江由良 | 別名義 = | 出生地 = 東京府 死没地 = 本名は祖父江由良。実父は、五代目中村傳九郎。養父は、六代目中村傳九郎。 ==略歴== 東京府東京市浅草区で生まれる。母方は、吉原の大店である大文字楼の楼主である。 1905年2月、中村由丸を名乗って、新富座で『籠釣瓶花街酔醒』の禿として、初舞台を踏む。のちに五代目中村歌右衛門の門弟となった。 1911年11月、歌舞伎座で、初代歌右衛門の幼名である三代目中村歌之助を襲名した。1919年5月、歌舞伎座で、『丹前朝比奈』の古之蔵を演じて、二代目中村芝鶴を襲名、名題昇進した。戦前は二代目市川左團次の一座にあって相手役を務めていた。 若き日は、六代目尾上梅幸の信奉者で、実に美しいブロマイド写真が残っており、熱烈なファンが多かったというのも察せられる。 戦後になってからは渋い老女役、さらに男役としても活躍した。『籠釣瓶』の立花屋の女房、『瞼の母』の老いた夜鷹、『井伊大老』の浪人・水無部大臣役、『天守物語』の舌長婆などが当たり役であった。 歌舞伎からテレビ界、現代演劇にまで演技の幅を広げ、NHK大河ドラマにも、3作品に出演している。このうち、『春の坂道』における秀吉役は大河ドラマ史上最年長の秀吉役(71歳)で大変話題になった。舞台では、『ぼく東綺譚』で、永井荷風に扮し実物ソックリに演じた。森光子の『放浪記』の初演で安岡信雄役を演じた。 1960年に東宝、1975年に松竹の映画に次々出演。 晩年は、梨園出身でない後進の指導に取り組み、松竹歌舞伎学校校長として、坂東玉三郎をはじめ多くの女形の指導にあたった。 最後の舞台は1981年2月、八代目坂東玉三郎主演の東京・日生劇場『天守物語』の舌長姥役。その年の9月3日に逝去。深達院法道日良信士。歴代の墓所は、東京都台東区谷中瑞輪寺。 著書に、『役者の世界』正・続、吉原の思い出を綴った『大文字草』や『遊廓の世界』など著書・随想録が多い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中村芝鶴 (2代目)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|