翻訳と辞書
Words near each other
・ 中村良二
・ 中村良夫
・ 中村良夫 (景観工学)
・ 中村良夫 (自動車)
・ 中村芝のぶ
・ 中村芝翫
・ 中村芝翫 (4代目)
・ 中村芝翫 (7代目)
・ 中村芝雀
・ 中村芝鶴
中村芝鶴 (2代目)
・ 中村芳中
・ 中村芳之助
・ 中村芳夫
・ 中村芳子
・ 中村芳子 (経済評論家)
・ 中村芳昭
・ 中村苑子
・ 中村英一
・ 中村英之


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

中村芝鶴 (2代目) : ミニ英和和英辞書
中村芝鶴 (2代目)[にだいめ なかむら しかく]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [なか]
 【名詞】 1. inside 2. middle 3. among 
: [むら]
 【名詞】 1. village 
: [しば]
 【名詞】 1. lawn 2. sod 3. turf 
: [つる]
 【名詞】 1. crane (bird) (Gruidae family) 
: [よ, しろ]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 
: [め, もく]
 【名詞】 1. (1) item 2. division 3. class 4. (2) piece (in Go)

中村芝鶴 (2代目) : ウィキペディア日本語版
中村芝鶴 (2代目)[にだいめ なかむら しかく]
ActorActress|
| 芸名 = 二代目中村芝鶴
| ふりがな = にだいめ なかむら しかく
| 画像ファイル =
| 画像サイズ =
| 画像コメント =
| 本名 = 祖父江由良
| 別名義 =
| 出生地 = 東京府 死没地 =
本名は祖父江由良。実父は、五代目中村傳九郎。養父は、六代目中村傳九郎

==略歴==
東京府東京市浅草区で生まれる。母方は、吉原の大店である大文字楼の楼主である。
1905年2月、中村由丸を名乗って、新富座で『籠釣瓶花街酔醒』の禿として、初舞台を踏む。のちに五代目中村歌右衛門の門弟となった。
1911年11月、歌舞伎座で、初代歌右衛門の幼名である三代目中村歌之助を襲名した。1919年5月、歌舞伎座で、『丹前朝比奈』の古之蔵を演じて、二代目中村芝鶴を襲名、名題昇進した。戦前は二代目市川左團次の一座にあって相手役を務めていた。
若き日は、六代目尾上梅幸の信奉者で、実に美しいブロマイド写真が残っており、熱烈なファンが多かったというのも察せられる。
戦後になってからは渋い老女役、さらに男役としても活躍した。『籠釣瓶』の立花屋の女房、『瞼の母』の老いた夜鷹、『井伊大老』の浪人・水無部大臣役、『天守物語』の舌長婆などが当たり役であった。
歌舞伎からテレビ界、現代演劇にまで演技の幅を広げ、NHK大河ドラマにも、3作品に出演している。このうち、『春の坂道』における秀吉役は大河ドラマ史上最年長の秀吉役(71歳)で大変話題になった。舞台では、『ぼく東綺譚』で、永井荷風に扮し実物ソックリに演じた。森光子の『放浪記』の初演で安岡信雄役を演じた。
1960年東宝1975年松竹の映画に次々出演。
晩年は、梨園出身でない後進の指導に取り組み、松竹歌舞伎学校校長として、坂東玉三郎をはじめ多くの女形の指導にあたった。
最後の舞台は1981年2月、八代目坂東玉三郎主演の東京・日生劇場『天守物語』の舌長姥役。その年の9月3日に逝去。深達院法道日良信士。歴代の墓所は、東京都台東区谷中瑞輪寺
著書に、『役者の世界』正・続、吉原の思い出を綴った『大文字草』や『遊廓の世界』など著書・随想録が多い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「中村芝鶴 (2代目)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.